健康って偉大。胆のう様も偉大。こころも偉大。
こんばんは、Siziriです。
気が付けば、6月があと、1週間で終わろうとしている。
あまりにも、時間が経つのが早くて、驚いてしまう。
6月は自分を見つめなおす、いい期間となった。
久しぶりに自分のからだとこころに真剣に向き合った。
向き合えたきっかけは、病気になったこと。
うつ状態になり、胆石も見つかった。短い時間の中で、こころとからだがズタボロだったことに気が付いた。
うつよりも胆石の症状の方が辛くて、元々ズタボロのこころが、もっとズタボロになった。
休職して、時間にゆとりはできたものの、体調がよくないといい気分では過ごせない。
でも、よくばりな私は、少しでも休職時間を有意義なものにしたくて。
苦しむだけの期間にしたくなくて。
そのために、自分のご機嫌を取るために、向き合うことにした。
「うつ」ということ
うつになったのは、今回が初めてではない。幼いころ、家庭環境がすごーく悪かったことによって、学生の頃はうつと戦っていた。
実家から独り立ちをして、環境が変わったことで、うつは一旦落ち着いて、完治となった。だた担当医から、「24歳くらいまでは油断できないよ」「もう一回波がくるかもしれないから、何かあったらすぐに病院に来るように」と話されていた。
そんなことをすっかり忘れていた私は、体の調子がおかしくなっても、「なんか変かも?疲れかな?」くらいにしか思っていなかった。完全に油断した。
ちゃんと24歳になって、波がやってきたのだ。
恐ろしや、当たってたよ、担当医。
結婚、引っ越し、転職。
ライフスタイルが一変し、不安をかき消すように、突っ走ってきた。
夫と幸せに暮らすには、ひとまずお金を稼ごう。
夫の家族と仲良くなろう。
この環境に慣れよう。
結婚前と環境が違っても、仕方ない。
友達と気軽に会えない場所でも、仕方ない。
頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、エトセトラ。
そりゃ、環境が変われば、大変だわね。
自分に合わない仕事を続ければ、不調も出るさ。
したい事を我慢し続けたら、そりゃーストレスもたまるよね。
決して、幸せじゃなかったわけではない。楽しい事もあった。
今思えば、頑張らないと、楽しめなかったのかもれない。
不安が常にあって、素直に楽しめなかったのかもしれない。
みぞおちの激痛
自分の油断と環境のおかげで、私の元に舞い戻ってきたうつ。
「落ち込んでるわー、久しぶりだわー」なんて思いながら、寝付いた日。
びぞおちの激痛により、起こされた。
今思えば、夜中にみぞおちと背中の激痛で、眠れないのは半年に1回はあった。
そのたび、胃薬と痛み止めを飲んで、真っ暗な部屋で、携帯を握りしめて耐えていた。
2時間もすれば、徐々に痛みが治まって、やっと寝付く。みたいな。
朝にはケロッと治ってるし、その後引きずることもなかったから、まさか胆石発作とは思いもしなかった。
忘れもしない、先月末。
半年に1回の痛みに比べたら、痛みが強くて。明らかに、歩くだけで胃の奥に響く。
朝4時に脂汗をかきながら、リビングで痛み止めをぶちまけながら、耐えた。
そこで初めて、胆石かもしれない、と思ったのだ。
我が家は胆石一家と言ってもいいくらい、胆石になって胆のうを摘出している。
じいちゃんが数年前に、胆のうを取ったのにも関わらず、胆管が詰まって、手術したのは今月の話だ。
ぴっちぴちな24歳が胆石なわけ、、、と思っていたのに。
朝一で、病院に駆け込んだら、結果はちゃんと胆石だった。
しかも胆のうの3分の2が石だらけ。しかも、胆のうが肥大してるというじゃないか。
ぴっちぴちな24歳ではなかったようだ。
そこから、胆のう様に気を遣う生活を送ることになる。
胆のう様が偉大すぎて、疲労する
胆のう様は、思っていた以上に偉大だ。
コレステロールを、分解する液を貯めておいてくれるし、ちゃんと分泌してくださる。
そんな偉大な胆のう様が、石によって詰まっているので、コレステロールが含む食べ物を食べると、胆のう様が暴れだすのだ。
野菜など低カロリーなものしか食べられず、お蔭さまで体重が3キロも落ちた。
しかも、先月末の胆石発作から、限界を迎えたのか、おなかは常に下っており、
食べては排出、食べては排出、食べては排出、、、、エトセトラ、、、状態である。
そうなると、エネルギー源をしっかり吸収できないので、必然と体力が落ちる。
微熱が続き、頭がぼーっとし、体のだるさがMAX。
こんな状態が1か月続いている。
胆のう様が偉大なことがわかった。そして、健康が一番ってことも。
なので、胆のう様、落ち着いていただきたい。
手術日よ、はやくきておくれ。
健康ってすばらしいこと
うつと胆石のダブルパンチを食らっているわけだが、健康ってすばらしいことなんだ、とひしひしと実感している、この頃。
とりあえず、こころとからだのご機嫌を取るために、
好きな事をして、体によいものを食べ、適度に運動をし、過ごしている。
夫にも協力してもらって、有意義な時間になっている。
「うつでした」となっても、「仕事を辞めて、やりたいお仕事でも見つけなよ~、ゆっくり資格とってもいいしさぁ」と言ってくれている。
「胆石でした」となっても「一緒にダイエットするよ~」とコレステロール抜きの食事に付き合ってくれる。
本を読んだり、レジンでアクセサリーを作ったり、うさぎとだらだらしていても、何も咎める事なく、「よいですなぁ」とにこにこしてくれている夫に感謝である。
夫も偉大だ。
できれば、早く健康体に戻りたいのだが、焦っても、そうはいかないので。
ゆっくり、地道に、治して。
自分にあった世界を作ろうか~と、ぼんやり思った今日。