Siziri

見たもの、感じたもの、触れたものを正直に。

大好きな仕事が嫌いになったら、どうする?

初めまして、社畜ギャルのSiziri(シジリ)と申します。

 

結婚を機に人口12万人のまあまあな都会から、人口約2000人の田舎に引っ越して早1年。(なかなかあっという間だった)

 

結婚前は、仕事が大好き!で0時までかかる残業も、仕事を持ち帰る事も苦にならない。仕事で認められる事が嬉しくて、楽しくて、当時は常にウキウキとしていて、目に見える毎日がキラキラ輝いているように見えてたのです。

 

 

社畜から卒業するきっかけ

 

仕事が好きで毎日ウキウキ、キラキラしていたのに… そんな私が社畜を卒業したきっかけは、ずっとやってみたかったプロジェクトリーダーを経験したから。

 

やりたかった仕事を任せられた私は、そりゃあもう仕事に熱が入りました。休日返上でバリバリ働いたし、後輩育成の経験を更に積むチャンスだ!ってメチャメチャ後輩に手をかけまくったのです。

 

「どうしたら伝わるだろう」「どうやったら後輩がやりやすいだろう」「無理をさせないように、私がサポートしなければ」

 

私が、私が、私が…

当時の私はストイックな性格で、責任感も強かったようで、自分を追い込んで、追い込んで、いつの間にかウキウキ・キラキラを忘れて。

 

3か月という短い期間のプロジェクトではあったものの、

  • 気が付けば体重はマイナス8キロ
  • 食事をおいしいと思えない
  • 人と会うのが億劫
  • 目が覚めても体が鉛のように重たく
  • 全然起き上がれなくなってしまったのです。

 

こんなはずじゃなかった。

 

と、本気で思ったし、自分が自分じゃないようで、怖くてしょうがなかった。仕事には行かないと生活はできないし、でも「仕事に行く」と考える事だけでも頭と体が疲労していくような感覚でした。

 

そんな私の状況を見ていた、当時の彼氏(現在の夫)が私の誕生日にプロポーズをしてくれたのです。

 

私と彼は車で片道3時間の遠距離恋愛でした。彼と結婚し一緒に住むには、どちらかが「会社を辞める」という選択肢しかありません。私は仕事を心の底から、大好きと思えなくなってしまっていたので迷わず、「私が会社を辞める」と決断したのです。

 

仕事を辞めると決断した日から習慣が変わった

 

そこから、「どうせ辞めてしまうのであれば、もう一度この仕事が大好きだと思って辞めたい。」そう思うようになり、まずは、社畜の習慣を変える事に。

 

  • 残業はできるだけしない
  • 休日はしっかり休む
  • 好きな事をする
  • しっかり寝る、食べる

というこの4つを自分とのルールにして退職する日まで、守り続けました。

 すると、、、

  • 部屋を綺麗に保てるようになった
  • 余裕を持てるようになった
  • 好きな事をする事で充実感を感じられるようになった
  • 体の疲れが取れて、お肌がつやつやに

 

本当は、こんな風に生活したかったんだ。

仕事が大好きと思いつつ忙しさにかまけて

自分をないがしろにしてたんだなぁ

と思うようになりました。

 

仕事を休日返上で必死に頑張る自分も好きだったけど、自分を大切にできている方が、仕事も大切にできる気がします。

 

 

習慣が変われば、「心」が変わる

仕事で、自分をストイックに追い込む事も、頑張りすぎる事もやめた事でこんな日もあるさ~♪と楽観的に考えられるようになりました。

 

最終的には仕事が楽しい!!やっぱり大好きな仕事だ!!そう思いながら、退職する事ができました。

 

今、社畜生活の事を考えれば、むちゃくちゃな生活だったし、体を壊しても当たり前でした。

 

でも当時の私はむちゃくちゃな生活が普通だと思っていたし、体を壊すなんて考えてもいなかったんですね。

 

当時の自分に声をかけてあげられるなら

 

「大好きな事が嫌いになってしまう事ほど悲しい事はないよ」「自分を大切にする習慣は、大好きを継続できる方法のひとつだよ」

 

と、声をかけてあげたい。

 

もし、当時の私のような方がいたら、体を壊す前に、大好きが嫌いになってしまう前に、ホッと息抜きができる時間を、自分に作ってあげてくださいね。