Siziri

見たもの、感じたもの、触れたものを正直に。

私の「決断」とは、生活をより良くするための方法

こんばんは。ここ最近、ある決断をすべきか、迷っているSiziriです。

 

久しぶりにブログを開いたら、「りっすんブログコンテスト」の締切が本日最終日、ということで。しかも「迷い」と「決断」がテーマという!!今の私じゃないか!と思い、ブログを書いてみる。

 

突然にあらわれた「迷い」

私の「迷い」とは、仕事を辞めるか、続けるか、ということ。

夫とうさぎとの暮らしはすごく満足している。けれど、仕事での人間関係がどうも、引っかかるのだ。

 

 

自慢話だらけの人、他人のあげ足を取ろうと必死になる人、問題をそのままにしておく人、「やってくれない!」って人に言うくせに、自分は何もしない人。

 

最初は、「悪いところばかりじゃないよね。きっとこの人にもいいところがあるはず」といいところを探したり、笑って流せていたが。

 

 

「いいところみーつけた!」って思ってもそれを上回る、嫌な部分が見えると、嫌気がさしてしまうようで。

 

 

「私は私、人は人」と言い聞かせて、何を言われても、「そうなんですか~」「そうですかね?」「どうでしょうねぇ」とかわしつつ、約1年耐えていたのだが。この前、仕事中にぷっつり、と我慢の糸が切れてしまった。

 

「やべー、めっちゃ涙出るんだけど」

 

そう、何も悲しくはないはずなのに、苦しくないはずなのに、けがしてもいないのに。仕事中に涙が止まらなくなってしまった。自分でもなぜ泣いているのか、わからない。けれど、涙は一向に止まらない。

 

 

その日は、仕事にならなくて、早退をしたのだが。翌日から、会社に行こうとすると、足がすくみ、涙が出るようになった。

 

 

これは、さすがにおかしい。ネットで検索すると「うつ症状」がダントツで検索に引っかかる。しかも、他の諸症状も、あてはまるものが多かった。いままで、「ストレスでしょ」で気にしていなかった症状たち。無視していた症状たちだった。

 

 

まず最初に、夫に打ち明けた。「うつになったかもしれない」と。すると夫は、「大丈夫だよ」と言い、心療内科に付き添ってくれた。何が大丈夫なのかは、わからなかったが、付き添ってくれたことは、とても感謝している。

 

 

 

抑うつ状態」という診断

「ストレス環境下に居過ぎて、抑うつ状態になっていますね」とぼそぼそと先生がしゃべっているのを覚えている。「仕事を辞めた方が、薬に頼らなくていいかもね」と。

とりあえず、診断書をもらった。何かあったときに、役立つと思ったからだ。

 

 

仕事を辞めたいのはやまやまなのだが、夫とうさぎと暮らすには、私の収入は必要不可欠。だからこそ、くっそーって思っても、仕事を続けてきた。

 

若干、思考回路がおかしかった私は、うつ状態でも、仕事できるんじゃないか、と思って何度か出勤したが、地獄だった。どんどん不安感が強くなり、涙は出なくても、頭が回らず仕事にならなかった。

 

 

 

「休職する」という決断

さすがに、仕事ができなければ、出勤しても意味がない。ひとまず診断書を提出して、休職をすることにした。休職をしたら、症状は軽くなった。だが、また職場に復帰することを考えると、たまらなく不安になる。

 

 

辞めちまえよ、と自分でも思うが、退職を渋るのは、他にも理由がある。

ここは、田舎だ。働く場所がないのだ。お隣の町まで行けばあるものの、車で1時間弱はかかる。夏は良くても、豪雪地帯のため、冬の通勤がネックなのだ。

 

 

立地や給料を考えると、いまの会社は条件がいい。しかも、仕事内容自体は、そこまで嫌でもない。だけども、働ける自信はいまは、ない。やはり、辞めるという決断は必要なんだろう。

 

 

人生で、決断する機会はたくさんある

「私はどうやって決断してたんだっけ、私の事だけで決断ってしていいんだっけ?てか、決断ってなに?」

 

と仕事を辞める云々の話じゃなく、決断ってなんだ?というところまで行きついた。今回の休職期間中で考えた結果、人生で決断する機会が、常にあるんだな、と。

 

仕事だけでなく、大切な家族や友達とかかわっていく上で、「どう、よりよい生活をしよう」とか、「これを買おう」とか、「この人と、どんな楽しい時間を過ごそうか」とか。大なり小なりはあるものの、常に生活の中で決断している。

 

そして、私の生活での決断は、決してマイナスな事ではなく、ポジティブになるように、決断をしている。これからを良くするための決断だ。

 

だから、今回の仕事の件もきっと、ポジティブな前向きな決断になる。そう思うと、決断する気持ちが、すこし晴れやかだ。

 

自分が楽しめる仕事をしよう、自分が心地いい生活をしよう、と決めた。

決めてしまえば、あとは行動するだけだ。

 

今回の「迷い」も「決断」も、自分の生活を良くするための方法だ。